The Honorable Al Gore (Former U.S. Vice President) agreed to become a Strategic Advisor to J-DATA.
株式会社ジェイデータ、情報スーパーハイウェー構想の提唱者 ゴア前米国副大統領を戦略顧問に招聘
株式会社ジェイデータ、情報スーパーハイウェー構想の提唱者 ゴア前米国副大統領を戦略顧問に招聘
株式会社ジェイデータ(本社:京都市下京区、代表取締役社長:佐々木耕司)は、前アメリカ合衆国副大統領アルバート・ゴア・ジュニア氏が、同社の戦略顧問に就任したことを発表しました。ゴア氏は今後ジェイデータの顧問として、同社の携帯インターネット向け数字コードアクセス事業におけるグローバル展開戦略ならびに経営戦略の策定に関わって参ります。加えて、クリントン・ゴア政権時における経済および情報通信戦略顧問であったグレッグ・サイモン氏がゴア氏の補佐役として顧問業務の実務面を担当して参ります。なお、ゴア氏が顧問を引き受けた企業はジェイデータが世界で4社目であり、米国以外の企業では初めてのケースとなります。
ゴア氏は副大統領時代、自ら情報スーパーハイウェー構想を提唱推進し、今日における必須の社会インフラとなったインターネットの普及と、米国経済のみならず世界経済に大きな影響を与えてきたことは言うまでもありません。
ゴア前副大統領は、WebNum技術※脚注①の可能性を研究した後、簡単で標準化されたナビゲーション方式を推進するために戦略顧問としてJ-DATAに参加しました。また同氏は、そのような「標準化されたナビゲーション方式」という利点が、通信キャリアが新技術を採用する際の妨げとなる「卵が先かにわとりが先か」という悪循環を打開するために必要であると認識しています。
そしてこの度の顧問就任にあたり、ゴア氏は次のように述べております。「携帯インターネットが社会のインフラとしてすべての人に利用されるには、数字コードでウェブサイトにアクセスする事を可能とするWebNumのような画期的な技術が、広く携帯端末メーカーと通信キャリアに採用される事が必要である。私は、ジェイデータと共に、そのような新しい技術の搭載を具現化するという目標を実行する事になり、大変光栄に思います。」
また、株式会社ジェイデータ 代表取締役社長の佐々木耕司は、ゴア氏の戦略顧問就任の重要性を次の通り述べております。「当社が目指す数字コードアクセス機能付電話の標準化に対してゴア氏に関心を寄せていただき、また協力していただけることを大変光栄に思っています。今後我々の事業展開上大きな財産として、社員一同大きな期待を寄せております。」
ゴア前副大統領について
ゴア氏は、1993年1月20日よりアメリカ合衆国第45代副大統領として就任され、その後1996年に再選され、8年間に渡り副大統領として従事されました。 現在では、米国においてGoogle,Incの上席顧問、AppleComputer,Incの取締役といったIT関連企業の要職を務めており、UCLA、Fisk大学、およびMiddleTennessee州立大学の客員教授でもあります。
ジェイデータについて
株式会社ジェイデータは1996年に設立され、「誰でも使えるインターネット」を目指してこれまで様々なインターネットへのアクセス手段を簡易化する手段一筋に注力してまいりました。2001年12月からは、携帯電話からインターネットへのアクセス増加を見込み、米国VeriSign.Inc.が開発・提供している携帯インターネット向け数字コードアクセスサービス「WebNum 」に関して同社とInternational Gateway Partner契約を締結し、現在日本市場における「WebNum 」の販売事業を行っております。
※脚注①
「WebNum 」(ウェブナム)は、携帯電話からインターネットにアクセスする際、従来のような長く打ちづらいインターネットアドレス入力に変わって数字コードを入力することにより、電話を掛けるのと同様の手軽さで誰もがコンテンツにアクセスすることを可能にするサービスです。また、今後予想される携帯電話向けインターネットコマースへの課金システム等、その応用展開も検討されています。